興和株式会社とその事業内容

現在の興和株式会社は、繊維や機械、建材などの輸出入や三国間貿易を行う「商社機能」と、売上の多くを占める医薬品、医療用機器、ビジョンユニット、省エネ関連製品などの「メーカー機能」をあわせもち、総合複合企業として多岐にわたる事業を展開しています。
三輪芳弘さんが社長に就任後は、ホテル事業やメガソーラー事業など様々な分野にも事業の幅を広げていきました。
ここでは、興和株式会社の主要事業を4つ紹介します。
産業関連事業部
産業関連事業部では、化学原料や船舶、食品、エネルギーなど幅広い商材を取り扱い、興和グループの総合商社として機能しています。
グローバルなネットワークを活かし、輸出入や三国間貿易なども行っています。
興和における産業関連事業部は、会社のテーマである「健康と環境」に関わる商材を取り扱っているため、注目の事業と言えるでしょう。
生活関連事業部
創業以来、繊維を取り扱ってきた長きにわたる伝統やノウハウを活かし、生活関連商材の企画や提案、生産、販売を行っています。
商社事業として、自社企画や自社生産を基本にオリジナルブランドのブランディング事業やアパレル事業、シューズやバッグなどのファッション雑貨事業も展開しています。
より良いライフスタイルをトータルで提案してくれる生活関連事業部からも目が離せません。
医薬事業部
医薬事業部は、医療用医薬品、医療機器、セルフケア品の3本の柱を軸に事業を推進しています。
高度な技術をもとに、OTC医薬品やセルフケア品、白内障治療に用いられる眼内レンズなど最先端の医療機器の研究・開発・製造をしています。
医薬事業は興和グループを代表する事業と言えるでしょう。米国やアジア、欧州の海外事業所を拠点にグローバルに展開することで、高品質で信頼性の高い医薬品の提供に努めています。
ホスピタリティ事業部
リゾート開発や運営を通して、最高の「おもてなし」を提供しているのがホスピタリティ事業部です。
独自のラグジュアリーブランド「ESPACIO」を通じて、戦略的な開発や新規事業企画のマネジメントを行っています。
2019年には、ハワイのワイキキに高級ホテル「ESPACIO THE JWEL OF WIKIKi」をオープンさせました。
ジャンルやカテゴリーを超越して挑戦するとしているホスピタリィ事業部の活躍にも期待が膨らみます。